2007年06月10日
ERPF
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
長期間にお休みを頂き、失礼しました。おかげさまで体調も回復し
ました。今週からまた頑張っていきたいと思います。
さて、復習ですが、連載としてERP導入について検討を進めてき
ました。その中で
上位PKGの概観
PKGベンダの分類
良くある導入目的
狙い、メリット
導入の困難さ
について検討を進めてきました。つまり、どんな製品があってどう
進めたらうまくいくのか、という論点での検討です。今後は
よくある失敗のパターン
追加開発が必要な分類
導入に向けた体制
費用
という順番で検討を進めたいと思います。
そこで今回は良くある失敗のケースを示してみたいと思います。
失敗はいつ起きるのでしょうか。結論は、計画から稼動までの各フ
ェーズで起こる、もしくは起こる原因を作ることがありうる、と言
えます。そこで各フェーズに分類してその中身について考察を加え
ます。
フェーズは次の通り4分類とします。
@計画フェーズ
A設計フェーズ
B構築フェーズ
Cテストフェーズ
それでは各フェーズごとに考えてみます。
@計画フェーズ
よくあるケースですがそもそも何故ERPを導入するのかが全く
不明確であるケースです。この場合、成功/失敗を議論することすら
難しくなります。そして、結果的に予算超過をしたケースが失敗で
あり、予算内に収まれば成功という全くナンセンスなことを引き起
こします。他には、方針としてPKG利用ではなくスクラッチ開発
の部品利用程度の方向に摩り替わってしまうケースです。当初から
それを想定していればまだ救いようがあるのですがERP導入と言
いながらそううなっていないケースがみられます。また、計画段階
では導入費用の算出を小さく見積もりすぎると後々尾を引く問題に
なります。
A設計フェーズ
システム部門と業務部門の衝突があります。システム部門はER
Pのあり方やよさをよく理解しているケースが多いた、例えば標準
化導入の点で現場と衝突することが大いにあります。これによりP
Jが瓦解してそもそも導入計画事態が止まってしまうケースがあり
ます。そして、システム部門が余りに強い力で引っ張る場合運用に
乗らないシステムや利用者無視のシステム計画が策定されます。一
方現場が強すぎると、独自性が強すぎてアドオンのお化けのような
システムが計画されます。現状維持ばかりが強調されて何も変わら
ないシステムが作られていくことになります。
B構築フェーズ
業務部門からの支援が足りないケースがあります。運用をまわす
ためにも業務がどうなっているか、をヒアリングしながらどう構築
するかをつめるわけですが、その意味で意思決定をする業務部門が
注力しないと失敗します。システム部だけでは全く導入は進みま
せん。もう一つこのフェーズで大きな問題が起こりえます。アドオ
ン方針が不明確であるため結果的に開発費の極大化が発生します。
やってみたら要件がどんどん膨らんで構築費が全く不足してしまう
みたいなこともありえます。
Cテストフェーズ
テスト段階では、実際に利用する人が利用する状況を想定したテ
ストを行うと言うことは当然ですが、既存システムからの移行費を
軽視することでの失敗があります。当然あるべきものは見積もられ
ていますが、例えばブリッジシステムは構築するのか、二重入力な
のかなどがあります。また、利用者への教育も軽視できません。使
ってもらってなんぼなのがシステムです。使いやすくするための環
境整備や教育を軽く見ると痛い目を見ることになります。
次回は非常に難しい問題であるアドオンについて検討したいと思い
ます。宜しくお願い致します。
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2007年05月20日
お休みをいただきます。
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
本来は5/13から開始しの予定でしたが
体調不良につき今月いっぱいお休みいただきます。
宜しくお願い致します。
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2007年05月06日
お休みをいただきます
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
今週5/6はお休みをいただきます。
次回は5/13から開始します。
宜しくお願い致します。
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今週5/6はお休みをいただきます。
次回は5/13から開始します。
宜しくお願い致します。
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2007年04月29日
お休みをいただきます。
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
今週4/29と次週5/6はお休みをいただきます。
次回は5/13から開始します。
宜しくお願い致します。
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今週4/29と次週5/6はお休みをいただきます。
次回は5/13から開始します。
宜しくお願い致します。
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2007年04月22日
ERPE
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
前回までERP導入のメリットやその狙いについて考えてきました
これほどのERPを入れない理由が見当たらなくなってくるかもし
れません。しかし、その導入には、大変な困難があるのもまた
事実です。
その困難とはどんなものがあるのでしょうか。それは、次のよ
うな内容が例示できます。
@日本的商習慣
A使い勝手の重視
B部門個別最適の考え
C変化への抵抗
D合議制の意思決定スタイル
E生産管理における独自管理方式
ERPは基本的にカスタマイズはしない、それによってメリットを
享受できるものであると説明をしてきました。それに対して、
導入の困難さというのはカスタマイズやむなし、という方向に
議論が進む点に見られます。
例えば、日本的商習慣では手形などに例示されます。最近では
標準対応しているPKG(パッケージ)もでてきましたので、選択
時によく確認すべきです。
ERPの一番のメリットは情報の共有が進むことです。それは一元
管理されたDBがあるためであり、その事で全体最適を進めるこ
とができるのです。しかし、PKGの適応進めるうちに画面の仕様
や使いやすさに拘泥する議論が増加し、むやみなカスタマイズ
が発生します。そして、部門間でも自部門の利益に直結するシ
ステム化に拘泥し、全体の効率化ということに対する意識の低
さが見られます。さらに、自分達が今まで行ってきたやり方に
もこだわります。誰しも自分達が慣れたやり方を変えたくない
ものです。これらは、そうした方が生産性が上がり効率化につ
ながる、つまり、ERPを入れることにより生産性が下がる、とい
う名目で行われていきます。そして、これらを決めるのが個人
の強力なリーダーシップで決められるのならば先にも進みま
すが、得てして大勢の合意を必要とする合議制によって決定さ
れます。すると、どうしても個人では責任を取りきれない部門
個別最適、使いやすさ重視の方向に引っ張られる傾向になり
ます。
最後に生産管理における導入の難しさがあげられます。今まで
はどちらかというとデメリットに働く方向への抵抗でした。し
かし、生産管理では違います。生産管理は各社独自の管理方式
が存在し、それが個別のノウハウになっています。そのため、ER
Pのパッケージに合わせることで逆にうまく行かない方向に進む
可能性もあります。そのため、生産管理だけは合わせるのが正
とは言い切れません。
こうした難しさを超えなければそのメリットを享受するのは難
しくなります。その為にも、トップであるからこそ実行できる
リーダーシップを発揮するべきです。
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2007年04月15日
ERPD
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
今回はERP導入のメリットについて考えてみたいと思います。前
回考察したように企業ごとにいくつかの狙いを持ってERP導入に
踏み切ります。今回はERP導入のメリットについて検討したいと
思います。
@統合システムの実現
ABPRのツール
Bテンプレートの利用
C開発・保守の生産性向上
Dサポート機能の拡張
ERPですから、当然統合されたシステムを利用できます。それに
よって情報共有も進みますし、社外や別システムとの連携を取
りやすい仕組みになります。
ERPは基本的に様々な企業のベストプラクティス含まれておりそ
れらの業務フローを利用すること、また、導入を機にテンプレ
ートを比較しながら自社のフローを見直す活動に入れることでBP
R活動に入れます。
ERPは構造的にビジネスフロー、データベース、画面など構造が
分割され、かつ整理された形での統合がなされています。よっ
て、従来のつぎはぎの仕組みになることもなく、開発・保守の生
産性を挙げることが出来ます。
新しいモジュールの提供やパッチの提供などサポート機能を受
容できます。また、PKGのモジュールも年々拡張していくことで
自社の成長やテクノロジーの進歩に追随することができます。
こうしたプラス面を獲得し、業務改革を進めていくことが望ま
れます。
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2007年04月08日
ERPC
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
前回はERP導入において極めて重要なERP導入の目的について述
べました。そして、その目的を守るためにはトップが自ら積極
的に関与することが大事だと述べました。
そこまでして導入する事のメリットというのはなんでしょう
か。また、その狙いというのはなんでしょうか。狙いといのは
自社の状況をかんがみて、経営改善を志向する内容を端的に表
すものです。そして、それが実現した暁に享受出来る物がメリ
ットではないでしょうか。それでは、狙いについて考えてみ
ます。
@業務改革
Aスピード経営
B法規制対応
C情報システム基盤整備
DTCOの削減
E短期導入
ERPパッケージが持っている業務フローなどにおいてベストプラ
クティスを導入することででき、一元管理されたDBが情報共有
を進めるため、効率化、最適化が実現できます。それにより経
営スピードがあがり、都度発生する法規制に対しても、最新モ
ジュールの提供を受けられます。
業務改革にも通じますが、一元管理されたDBに象徴される情報
システムの統合がERPの導入を通じて進みます。それにより、他の
周辺システムや取引先などの社外システムとの連動も非常に実
現しやすくなります。そうしたことを背景に、今まで重複して
発生していたコストが統合されるなど無駄が削られ、TCOを削減
することができます。
そして最後に、短期導入があります。多少本件の是非はあるの
ですが、一般的に業務テンプレートがあり、パラメーターの設
定でシステム化できるERPは短期導入ができると言うことが
出来ると思います。
次回は、そのERPのメリットについて考えてみたいと思い
ます。
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前回はERP導入において極めて重要なERP導入の目的について述
べました。そして、その目的を守るためにはトップが自ら積極
的に関与することが大事だと述べました。
そこまでして導入する事のメリットというのはなんでしょう
か。また、その狙いというのはなんでしょうか。狙いといのは
自社の状況をかんがみて、経営改善を志向する内容を端的に表
すものです。そして、それが実現した暁に享受出来る物がメリ
ットではないでしょうか。それでは、狙いについて考えてみ
ます。
@業務改革
Aスピード経営
B法規制対応
C情報システム基盤整備
DTCOの削減
E短期導入
ERPパッケージが持っている業務フローなどにおいてベストプラ
クティスを導入することででき、一元管理されたDBが情報共有
を進めるため、効率化、最適化が実現できます。それにより経
営スピードがあがり、都度発生する法規制に対しても、最新モ
ジュールの提供を受けられます。
業務改革にも通じますが、一元管理されたDBに象徴される情報
システムの統合がERPの導入を通じて進みます。それにより、他の
周辺システムや取引先などの社外システムとの連動も非常に実
現しやすくなります。そうしたことを背景に、今まで重複して
発生していたコストが統合されるなど無駄が削られ、TCOを削減
することができます。
そして最後に、短期導入があります。多少本件の是非はあるの
ですが、一般的に業務テンプレートがあり、パラメーターの設
定でシステム化できるERPは短期導入ができると言うことが
出来ると思います。
次回は、そのERPのメリットについて考えてみたいと思い
ます。
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2007年04月01日
ERPB
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
今回はERP導入に向けた考え方について考えてみたいと思い
ます。ERP導入に向けて検討しなければならないことは非常
に多岐にわたり、検討疲れをしてしまうほどです。そうした困
難なERP導入を、それではなぜ行うのでしょうか。そして、
それほどの価値があるのでしょうか。今回から、そうした疑問
への一つの示唆となるような考えを明示したいと思います。
ERP導入を通じて各検討チームの現状と理想と抵抗・・・と
多くの局面が出てきます。そして、いつしかプロジェクトは
崩壊、導入に失敗、という事態に発展するケースも存在します
そうした事態を防ぐために一番大事なことが導入目的と企業ト
ップの関与です。
代表的な導入目的には次の6つが挙げられます。
@業務改革・効率化
Aスピード経営の実現
Bグローバル化対応
C情報共有推進
D開発・保守・運用費用の圧縮
E短期間導入
もちろん他にも当てはまるものがあると思いますが大別すると
この6つに集約されるケースが多く感じられます。問題なのは
その目的個別の中身ではなくて、その目的を最後まで忘れず貫
くことです。その為には、時にトップ自らが目的に反する恐れ
のある決定を覆すことも必要です。
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今回はERP導入に向けた考え方について考えてみたいと思い
ます。ERP導入に向けて検討しなければならないことは非常
に多岐にわたり、検討疲れをしてしまうほどです。そうした困
難なERP導入を、それではなぜ行うのでしょうか。そして、
それほどの価値があるのでしょうか。今回から、そうした疑問
への一つの示唆となるような考えを明示したいと思います。
ERP導入を通じて各検討チームの現状と理想と抵抗・・・と
多くの局面が出てきます。そして、いつしかプロジェクトは
崩壊、導入に失敗、という事態に発展するケースも存在します
そうした事態を防ぐために一番大事なことが導入目的と企業ト
ップの関与です。
代表的な導入目的には次の6つが挙げられます。
@業務改革・効率化
Aスピード経営の実現
Bグローバル化対応
C情報共有推進
D開発・保守・運用費用の圧縮
E短期間導入
もちろん他にも当てはまるものがあると思いますが大別すると
この6つに集約されるケースが多く感じられます。問題なのは
その目的個別の中身ではなくて、その目的を最後まで忘れず貫
くことです。その為には、時にトップ自らが目的に反する恐れ
のある決定を覆すことも必要です。
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2007年03月25日
ERPA
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
ERPパッケージといっても前回見たとおり多様に存在し、それぞ
れ特色に違いがあります。概括すると次のとおりの事が言える
と思います。
@メーカー系
これには、日立のGEMPLANETや富士通のGLOVIAなどが当てはまり
ます。これらは、もともとホストコンピュータで自社向けアプ
リケーションを構築した企業がオープン系に移行する際の受け
皿として開発・利用された経緯があります。そこには、ホスト時
代を通じて蓄積された各業務範囲のノウハウにおいてベストプ
ラクティスといえる内容を反映しています。また、各パッケー
ジの開発基盤や技術的に安定された内容包含していることがあ
げられます。
A外資系
R/3やoracleなどが当てはまります。これらは世界中の企業のベ
ストプラクティスが適用されているという強みと反面、日本的
商慣習に対する適合度合いは低いといえます。具体的には最近
は大分こなれてきましたが、生産管理分野や手形管理、リベー
トの管理、単価の洗い替えなどがこれに当たります。
B独立系
これにはProActiveやCOMPANYなどが当てはまります。これらは
後発ながら各業務分野を細かく研究しており、豊富な業務パタ
ーンを想定した作りになっているものが多いという特色があり
ます。しかし、業務分野で全てを包括できていなかったり、強
いモジュールと弱いモジュールが別れており、”統合”業務パ
ッケージであるERPとしては、不十分なケースがあります。
次回以降ERP導入に向けた考え方を考察します。
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2007年03月18日
ERP
いつもお世話になっております。CSFAパートナー黒川です。
ERPパッケージの活用及び市場状況について、今週から数回に分
けて考えてみたいと思います。ERPマーケットのガリバーという
とSAP社R/3があげられますが、それ以外にも多くの製品がしの
ぎを削っています。現在のマーケットシェアベスト10をあげ
てみたいと思います。(矢野経済研究所調べ)
1. R/3
2. GLOVIA-C
3. ProActive
4. ORACLE
5. COMPANY
6. GLOVIA
7. OBIC
8. GEMPLANET
9. SSA
10. SCAW
こうしてみてみると、大きくは次の3つに分類できます。
メーカー系
外資系
独立系
それぞれに特徴的なかつどうがあります。それぞれの動きを見
ながら活用や課題など複数の視点で考察を加えてみたいと思い
ます。
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